Collabora Office 24.04 ヘルプ
Collabora Office には、複数のデータソースを登録できます。登録したデータフィールドの内容は、各種のフィールドやコントロールで使用可能となります。システムのアドレス帳も、そうしたデータソースの 1 つです。
Collabora Office のテンプレートやウィザードでは、アドレス帳の内容にはフィールドが使用されます。使用可能に設定されると、テンプレート中の汎用フィールドは、アドレス帳のデータソースのフィールドで自動的に置き換えられます。
置き換えを行うには、Collabora Office に使用するアドレス帳を知らせてください。 たとえばビジネスレターテンプレートなどをはじめて有効にしたときには、この情報を確認するウィザードが自動的に表示されます。 また、次に示されている手順に従ってウィザードを呼び出すこともできます。
アドレス帳データは、Collabora Office Base では読み取り専用です。 Base 内からアドレスデータを追加、編集、または削除することはできません。
アドレス帳データソースウィザードを呼び出すには、ファイル → ウィザード → アドレス帳データソース を選択してください。
ツール - アドレス帳ソース を選択します。テンプレート: アドレス帳の割り当て ダイアログが表示されます。
コンボボックス データソース で、システムのアドレス帳やその他のデータソースを、アドレス帳として選択します。
もしまだデータソースとしてシステムのアドレス帳を Collabora Office に登録してなければ、アドレスデータソース ...ボタンをクリックします。アドレス帳データソースウィザード が表示されます。ウィザードで、アドレス帳を新しいデータソースとして Collabora Office に登録できます。
コンボボックス テーブル で、アドレス帳として使用するデータベーステーブルを選択します。
フィールドの割り当て で、アドレス帳で実際に使用されているフィールド名と、名、企業、部門などのフィールドを対応付けます。
終了したら、OK をクリックしてダイアログを閉じます。
これでこのデータソースが Collabora Office のアドレス帳として登録されました。ビジネスレター のテンプレートを開くと、Collabora Office は、差し込み印刷に使用するフィールドを自動的に読み取ります。