Collabora Office 24.04 ヘルプ
文字列変数中に右揃えで文字列を格納するか、ユーザー定義型の変数を他のユーザー定義型の変数にコピーします。
RSet Text As String = Text ないし RSet Variable1 = Variable2
Text: 文字列変数。
Text:文字列変数中に右揃えで格納する文字列。
Variable1: コピーする変数のターゲットとなるユーザー定義型の変数。
Variable2: 他の変数へコピーするユーザー定義型の変数。
文字列が文字列変数よりも短い場合、RSet は、該当文字列だけを文字列変数中に右揃えで格納します。文字列変数の残りの部分は、スペース記号が挿入されます。文字列が文字列変数よりも長い場合、文字列中の超過分の文字は切り捨てられ、残りの部分が文字列中に右揃えで収められます。
RSet ステートメント では、ユーザー定義型の変数を他の変数にコピーすることもできます。
下記の例では、RSet および LSet ステートメントを使って、文字列の右および左揃え処理を行っています。
Sub ExampleRLSet
Dim sVar As String
Dim sExpr As String
sVar = String(40,"*")
sExpr = "SBX"
REM 40 文字長の文字列変数中に「SBX」を右揃えで格納します
REM アスタリスク記号は、スペース記号で置き換えられます
RSet sVar = sExpr
Print ">"; sVar; "<"
sVar = String(5,"*")
sExpr = "123457896"
RSet sVar = sExpr
Print ">"; sVar; "<"
sVar = String(40,"*")
sExpr = "SBX"
REM 40 文字長の文字列変数中に「SBX」を左揃えで格納します
LSet sVar = sExpr
Print ">"; sVar; "<"
sVar = String(5,"*")
sExpr = "123456789"
LSet sVar = sExpr
Print ">"; sVar; "<"
End Sub