Collabora Office 24.04 ヘルプ
ビットマップ内の色を変更するには、色の置換 ツールを使用します。
スポイトで選択した色とその許容範囲内でそれに似た色を、ほかの色に置換できます。一度に4色まで置換できます。置換の結果が気に入らないときは、ファンクションバーの 元に戻す をクリックし、置換前の状態に戻します。色の違うビットマップをいろいろ比べてみたり、ビットマップを会社のロゴの色に染めてみたりするのにスポイトが使えます。
属性 塗りつぶしなし も1つの色として扱われます。描画の塗りつぶしのない箇所を白色などで置換することもできます。お使いのプリンタドライバが塗りつぶしなしのグラフィックの印刷でトラブルときは、これで一度試してみるのもいいかもしれません。
また 色の置換 を使って、イメージ画像の色を透明にすることもできます。
ビットマップ形式(BMP、GIF、JPG、TIF など)、あるいはメタファイル形式(WMF など)でイメージ画像を挿入します。
ツール → 色の置換を選択します。
左上の色の置換(スポイト)アイコンをクリックし、イメージ画像の置換したい色の部分までマウスのポインターを動かします。すると、アイコンの隣の欄にその色が表示されます。
置換する色が見つかったら、マウスの左ボタンでクリックします。その色は元の色の最上段に自動的に登録されます。
ビットマップ画像全体をクリックした色で置換するには、同じ行の右側にある置換候補のリストボックスから新しい色を選択します。
この操作を行うと、元の色 のイメージ中の該当部分が、すべて置き換わります。
そのほかの色も置換するときは、次の行のチェックボックスをクリックしてから、再び左上のスポイトアイコンをクリックして、次の色をドキュメント上で選択して同じ手順を繰り返します。一回の編集で4色まで選択できます。
置換 をクリックします。
色の選択範囲を拡大または縮小する場合は、色の置換 ツールの許容範囲を増減させ、選択を繰り返します。