Collabora Office 21.06 ヘルプ
相互参照は、ドキュメント内に設定した特定の段落やオブジェクトにジャンプするための機能です。相互参照の設定は、ターゲットとなる参照先を指定した上で、呼び出し元となる参照をフィールドの形でドキュメント上に挿入します。
ターゲットとしては、テキストマークやキャプションの付いたオブジェクトを使用できます。
相互参照を挿入するには、あらかじめテキスト中にターゲットを指定しておく必要があります。
相互参照のターゲットとするテキストを選択します。
メニュー 挿入 → 相互参照 を選択します。
リストで「参照の設定」を選択します。
ボックス 名前 に、ターゲットの名前を入力します。先に選択しておいたテキストが、ボックス 値 に表示されます。
をクリックします。ターゲットの名前が リストに追加されます。
このダイアログは開いたままにして、次のセクションの手順を行います。
テキスト上で、相互参照を挿入する位置にカーソルを置きます。
ダイアログが開いていない場合は、挿入 → 相互参照 を選択してダイアログを開きます。
リスト フィールドタイプ で、「参照の挿入」を選択します。
リスト 選択 で、相互参照させるターゲットを選択します。
参照の挿入 リストで、相互参照の書式を選択します。書式 は、相互参照として表示される情報のタイプを指定します。たとえば、「参照テキスト」はターゲットテキストを挿入し、「ページ」はこのテキストがある場所のページ番号を挿入します。脚注の場合は、脚注番号が挿入されます。
挿入 をクリックします。
必要な設定が終了すれば 閉じる をクリックします。
ドキュメント内に配置された画像、図形描画オブジェクト、OLE オブジェクト、表などに対しても相互参照を作成できますが、その場合はキャプションが設定されている必要があります。オブジェクトにキャプションを付けるには、オブジェクトを選択してから、メニュー 挿入 → キャプション を選択します。
ドキュメント上の相互参照を挿入する位置にカーソルを移動します。
メニュー 挿入 → 相互参照 を選択します。
リスト フィールドタイプ で、該当するオブジェクトのキャプションのカテゴリーを選択します。
リスト 選択 で、相互参照するキャプションを選択します。
参照の挿入 リストで、相互参照の書式を選択します。書式 は、相互参照として表示される情報のタイプを指定します。たとえば、「参照テキスト」は、オブジェクトのキャプションのカテゴリおよびテキストを挿入します。
挿入 をクリックします。
必要な設定が終了すれば 閉じる をクリックします。
文書内の相互参照情報を手動で更新するには、メニューから ツール - 更新 - フィールド を選ぶか F9 を押してください。
Choose View - Field Names to switch between viewing the reference names and the reference contents.