Collabora Office 21.06 ヘルプ
Collabora Office Draw では、簡単な図形から複雑な図形まで、自由に作成できます。作成した図形は、一般的な各種イメージ形式でエクスポートできます。また、Collabora Office の各プログラムで作成した表、グラフ、数式などの要素を図形描画ドキュメントに挿入できます。
Collabora Office Draw は、数学的なベクトルで定義される線と曲線を使用して、ベクターグラフィックスを作成します。幾何学に従った線、楕円形、多角形などをベクトルによって記述します。
Collabora Office Draw では、立方体、球体、円柱やほかの立体オブジェクトも作成できます。各オブジェクトに設定可能な光源を使って照明効果をつけることもできます。
グリッド線とスナップ線は、図形描画ドキュメント内でオブジェクトを配置するときに視覚的な手掛かりとして利用できます。オブジェクトは、グリッド線や、スナップ線のほか、別のオブジェクトの各辺にもスナップできます。
Collabora Office Draw 内のオブジェクトは、「コネクタ」によって接続できます。コネクタは、オブジェクトの関係を表す特殊な線です。コネクタは、図形描画オブジェクトの接着点に接続します。接続対象のオブジェクトを移動しても、接続が外れることはありません。組織図や技術的な図を作成するときに、コネクタを使用すると便利です。
設計図などには、よくオブジェクトの寸法などが表示されています。Collabora Office Draw では、寸法の記入の機能を使って計算したり寸法線を表示したりできます。
ギャラリーには、図形描画ドキュメントのみならず、他の Collabora Office プログラムでも、挿入して使用できるイメージ、アニメーション、サウンド、ほかの要素が揃っています。
Collabora Office Draw で作成した図は BMP、GIF、JPG、PNG、その他のファイル形式としてエクスポートできます。